2014年 03月 19日
お客様はイェフィム・ブロンフマンとガイ・ブラウンシュタイン
先週からBSOでマエストロ ドホナーニと共にベートーヴェンピアノ協奏曲5曲全曲と、今週はトリプルコンチェルトも弾くので2週間以上ボストンに滞在しているブロンフマン。
『たまには家での食事も良いんじゃない?』
と誘ってみたら、共演するブラウンシュタインを誘ってワカオ家にやって来た。
ガイ・ブラウンシュタインといえば、昨年、ソロ・室内楽活動に専念したいとベルリンフィルのコンサートマスター(ベルリンにはコンマスが3名いる)を辞めた(!)ことでちょっと話題になっていた。
丁度、ワカオ家パリ滞在中サル・プレイエルでのコンサートで彼のブラームス、ヴァイオリンソナタを聴いた。
地の底から唸るようなブラームスは印象に残っていたのだ。
型破りな二人である。
普通の顔して優しい雰囲気を醸し出しているけれど、心の中には魔物か妖怪が棲んでいるっていうのかな。
まあ、妖怪なんてなんのその、怖いものなしといえば子供の領分。
8歳になった娘は、二人の前でヴァイオリンを弾くという。
巧く弾くことより大切なことを忘れるな・・
こうして、いつもと同じようだけど特別な夜は更けていきました。
ボストン近郊の皆様、2人の出演する今週のBSO公演是非聴いて下さい。
素晴しいです!