2012年 07月 26日
タングルウッドの青い空 あれから1年。
父も生前、何度となく訪れ、音楽三昧の夏を送ったタングルウッドで、心なしかいつもより清々しく感じる風を胸いっぱいに吸い込みながら、様々な記憶を辿っていた。
本来なら1年祭をすべき日に、こんなに遠くにいて通常通りの1日を過ごしている。
でも、これが大切なことだから。父も心から理解し、むしろ喜んでいるはず。
先月末、東京滞在中には、家族だけで、ごくささやかな父を忍ぶ食事を囲んだ。
タングルウッドでは隣家同士だったリックが今日、引っ越していった。
時は過ぎゆく。自分も周囲も変わっていかざるを得ないのだと切なくなった。