2012年 07月 22日
クリストフ・エッシェンバッハ@タングルウッド
プログラムは中国人ヴァイオリニスト、ダン・チュウのバーンスタイン『ヴァイオリン、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード』とチャイコフスキー交響曲6番『悲愴』。
エッシェンバッハの世界に引き込まれるごとくの『悲愴』、深いドラマにどっぷりと浸かった客席は大変な盛り上がりを見せた。
マエストロがタングルウッド入りしていた1週間、ワカオ家は正にエッシェンバッハフィーバー。
まずはディナーをということで、向かったのはこの周辺で最も豪奢なホテルのひとつ『Wheatleigh』。
『Wheatleigh』の優雅なダイニングでゆったりと食事をしながら、音楽のことから他愛無いことまで話をする。
やっぱり、何とも言えない特別な時間が流れた。
25年前に出会い、エッシェンバッハから吸収したことは膨大なのだけれど、まだ学ぶべきことがあるし、側にいるとリラックスしながらも気分はかなり集中している。
下の写真はBSOタングルウッド音楽祭会場、シェッドの楽屋にて。
6歳でこのような偉人と接点のある娘の未来には何が待っているんだろうなぁ、なんて思ってしまった。
この意味が真に理解出来るように、感謝出来るように導いていきたいもの。
コンサートを大成功に収め、今回もワカオ家の心にたくさんの足跡を残して今朝、次の公演先ドイツへ旅立ったマエストロ。
いつもと同じとはいえ、まだポカリと穴が空いたような寂しさが抜けない。
次に何処かで会える時には、またひとつ、近付いた自分でいられるように。。。