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春本番・ピンクのカーネーションとヴァイオリン発表会

先日のイースターサンデー。
朝早くから教会の礼拝に出席、娘もチルドレンコーラスで楽しく歌った。
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子どもたちが順番に、十字架に花を差し込むのを見ながら、春の到来を想う。

午後は、6歳の娘のヴァイオリン発表会。
2月から新しい先生のレッスンに通い始めた娘。その門下生として初発表会。
以前の先生も素晴しい方だったが、妻も私も「今、次のステップに行かせるべきじゃないか。」という直感のようなものが一致して、少々迷いながらも新しい先生に変えたのだった。
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新しい先生はスズキメソッドのテキストは使わず、トラディショナルな教え方で進めて行く。
これまではスズキ式でゆっくりやっていた読譜も、新しい先生は「楽譜が読めなければミュージシャンとして、あなたと音楽のお話ができないわ。」ときっぱり。
6歳児に音符の読み方を教えるのは、時間が掛かる。分かってはいるけれど。
この2ヶ月、忍の一文字、時々ケンカしながら「ABC。。。」、延々やった。

環境を変えて整え、子供に発破かけながら馴染ませていくのはエネルギーのいることではある。
でも、娘が2〜3歳の頃から新しいことを見せる度に、順応してそれなりに成長してきた気がするので、今だと思った時には頑張らざるを得ない。

発表会では先生が選んで下さったオスカー・リーディングのヴァイオリン協奏曲の2つの楽章を演奏した。
全部でぎっちり6ページ。昨春はスズキのブック1をやっていたことを思うと、子供にとっての1年が如何に大きいかと思う。
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緊張と興奮で、顔が真ん丸に膨らんでいる。私とおんなじ。(笑) ピアノ伴奏は妻。

娘の演奏について、細かい注文はいくらでもあるけれど、ヴァイオリンで何かしたいという意志が見えた。
親として充分にハッピー。
間違ってもヴァイオリンを引っ掛けた電信柱にだけは、なってはならない。

このヴァイオリンの発表会を、前日お会いした菅谷明子さんと2人のお嬢さんが聴きにきてくれました。
内心、「わざわざ子供の発表会を聴きに、ホントに来るの? 明子さん?」と、半信半疑だった私。
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開演直前、存在感ある明子さんと、側で戯れる2人の子どもたちが現れた時、思わず「おおっ。」と声が出た。

これがジャーナリスト魂というものなのか、明子さんのあらゆる方向への関心の高さを改めて見た気がした。
確かに、「フツウ」の感覚で動いていては成し遂げられない。
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お嬢さん達から可愛いピンクのカーネーションの花束を頂き、晴れやかな気分の娘。

イースターも終わって、いよいよ春本番。
皆様も良い季節をお過ごし下さい。
by wkboston | 2012-04-13 04:35 | ワカオ家ヴァイオリン奮闘記