2010年 12月 05日
在ボストン日本国総領事公邸で会食
15名ほどの私的な会食だったので詳しくは控えたいのだが、感想を少しだけ。
上月総領事は10月半ばのリディーマー教会でのリサイタルにも、センスの良い素敵な花束を抱えて聴きに来て下さった。音楽と絵画つまりは芸術全般に造詣の深い方である。
その視点を持ちながら、世界各国をトップ外交官として渡り歩いてこられた様々なエピソード、特に小澤征爾氏と伝説のチェリスト、ロストロポーヴィチ邸を訪ねた時の話などは、印象深い。
重責を抱える外交官という仕事、その醍醐味が垣間見えたというほどのお話を、「食は外交の武器」と仰る素晴らしい食事と共に堪能させて頂き、心豊かな時間だった。
日本とボストン、ニューイングランドへの並々ならぬ想いを携えてボストンに来られた上月豊久総領事の御挨拶が、在ボストン日本国総領事館のウェブサイトに掲載されています。ぜひご一読ください。
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現在、ボストン滞在中の小澤征爾氏。今夜のボストン響公演を聴きに来られた。
ステージから客席の小澤さんの姿を確認した途端、身体中、緊張感が駆け巡ったが、持てる全力出し切ったつもり。
あまりに集中したので終演後の今も興奮が抜けなくて困っている。