2010年 07月 12日
タングルウッド音楽祭開幕〜贅沢なお昼寝
一時の猛暑も一段落、バークシャーらしい爽やかな気候の中、秀逸なコンサートが続々開催される。
オープニングはマイケル・ティルソン・トーマスのマーラーという人気プログラム、方々からお客様が集まり、賑やかなレノックスの町中や音楽祭会場。

日本から帰ったばかり、でも連日全く違うプログラムのリハやコンサートを怒濤のごとくこなす。
無理にも調子を取り戻して頑張るしかないが、私より数日遅れてアメリカに帰ってきた妻と娘は、現在時差ボケ真っ只中。
真夜中に「ママ、お腹空いた〜!」「本読んで〜」「(おもちゃの)テニスしよう!」なんてやってるのを半分寝ぼけ頭で聞く日々である。思えばタングルウッド開幕数日は毎年こんな感じ。
昨日の日曜日、BSOマチネー公演に娘を連れていく。
昼間が就寝時間となっている娘に、日中の活動をさせねば、それとピンカス・ズッカーマンのヴァイオリンを聴かせようという目論見。
昨夏までは会場外でピクニックをしながらのコンサート鑑賞だったが、今年からはシェッド内で聴かせることにした。ホントは6歳からというのが規定だったか??
さずがの貫録、ダイナミックで繊細で自由で美しいズッカーマンのモーツァルトヴァイオリン協奏曲5番。
カーテンコール、圧倒的な余韻を残しての名演に娘も少しは感じるところがあったかしらん、と客席に目をやる。
と、案の定妻の膝の上で爆睡する娘がステージ上から垣間見えた。(苦笑)
後半のリヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」は、シェッドの外ヘ出て敷地の端でこのような状態で「聴いた」娘。
考えてみれば、世にも贅沢な昼寝である。心から、羨ましいねえ。

初めてタングルウッドに来た30年前から変わらない、大自然の中でのリラックス感に気品溢れる感激、興奮が入り交じるこの感じ。
皆様もぜひ一度は、夏のタングルウッド音楽祭でコンサートを聴いてみて下さいね。

