2010年 06月 30日
第5回代官山ヒルサイドテラス音楽祭 終了
様々な形態のコラボレーションを聴いて頂く第一日目。
和久井仁さん(N響オーボエ)、水谷上総さん(N響ファゴット)との三重奏。
初日のフィナーレはシューマン・ピアノ四重奏曲。ヴァイオリンのアレックス・ヴェリンゾン、 チェロのミハイル・ジョージャートゥ、(ボストン響)、ヴィオラ鈴木康浩さん(読響)そしてピアノのエドモンド・アーカスの醸し出すナチュラルかつ深く情感溢れる演奏に引込まれた方も多かったことでしょう。
終演後、主催のヒルサイドテラスオーナー、朝倉ご夫妻のご好意で、ご来場の皆様へサプライズプレゼントした「ヒルサイドテラス40周年記念CD」のサイン会。
「皆さん、ぜひ聴いて下さいね!」の想いを込めて。
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第二日目は、ソロ演奏を中心にしたプログラム。
水谷さんはウェーバー・アンダンテとハンガリー風ロンドを雰囲気たっぷりに熱演。
アレックスのサン・サーンス・序奏とロンド・カプリチォーソも聴き応えあり・・・。
私もお喋りしながら、シューマンのロマンス等披露。
ミハイルのピアソラ・リベルタンゴやポッパー・演奏会用ポロネーゼは迫真に満ちた名演。
出演者全員でのグランド・フィナーレ。
今回も代官山でたくさんのお客様に演奏を聴いて頂くことが出来、感無量です。
フィナーレで感じた充実感と
「求めていたのは、まさにこんなコンサート!純粋に音楽を楽しめました。」
なんていうお客様の感想を聞くと、本番までの長い道のりも一瞬にして消失せる。
そして早々と次の企画を考え始めている自分に気付くのだ。(苦笑)
音楽祭を主催して下さった朝倉徳道様、美子様ご夫妻とレセプションにてご挨拶。
ご夫妻がいらっしゃるからこそ遠く日本へも帰ってきて、こんなにも全力でコンサートが続けられるのだとしみじみ思う。
「第5回代官山ヒルサイドテラス音楽祭」にお越し下さった皆様、ありがとうございました!