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ディズニークルーズ船旅日記・一番の思い出は毎晩のディナータイム

クルーズという大きな船で数日間を過す旅というのは人生初。
今年は特に寒さが厳しく雪も多いボストンをしばし離れて、暖かい所でのんびり冷たいものを飲む私(笑)を想像しただけで
「行きたい!」と、気分が高まった。
それに、ディズニークルーズに行った方々は口々に
「夢のようですよ。子どもが喜びますよ。」「在米中、連続8年行きました。」
なんておっしゃる。
それなら、今月4歳になる娘へのバースデープレゼントにぴったりだ!
と、今回の旅を決行したのだった。

船が出るのはフロリダのポート・カルナバルという港で、オーランド空港から車で45分。
ボストンからワクワク気分でオーランドへ降立ったワカオ家一同だったが、開口一番、
「寒いじゃないのぉ!」
晴天ではあったものの気温摂氏8度。例年ならフロリダの冬は摂氏20度位のはず・・。
運悪く先月から例外的な寒さが続いていたらしい。

なんとなくがっかり気分を取り直して、いざクルーズ!である。
こういう時こそ「楽しい、楽しい!」と連呼し自己暗示をかけてテンションを上げることだ。(笑)
空港からディズニーのバスに乗り、港まで連れていってもらう。
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(冬服姿がちょい悲しい。)

いろいろ手続き(出国手続含む)を済ませて、やっと船に乗り込む。
まず、部屋に入る前に直行したのはランチビュッフェ。
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ちゃんと避難訓練にも参加してと。
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少し気温が上がってきたので船上にあるプールでひと泳ぎ。
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プールから上がり、ふと時間を見ると、予め指定されたレストランでのディナーの時間が迫っている。
部屋の中を走り回り、バタバタと支度する。

ディズニークルーズでは、船内3つのレストランを順に巡ることが出来るよう予めローテーションが組まれ、時間、レストラン、同テーブルにつくもうひとつの家族が決められている。初対面となるこのテーブルメイトそしてサーバーも毎日同じ人達なのだ。

ま、ディナーといっても今日はカジュアルデー。いつものTシャツを着て「アニメーター・パレット」というレストランへ行く。これが、まずかった。
指定されたテーブルに向うと、既にテーブルメイトである家族が席に着いていた。
「Hi」と言いながら相手と顔を合わせた瞬間、「ワッ!」と、のけ反った。

きちんとジャケットを着た知的で落着いた雰囲気を醸し出す50歳前後と思われる紳士、美人でセンス良くお洒落をした夫人に可愛い4歳の女の子という、それはもう素敵なアメリカ人家族がにこやかに座っていたのだ。
私とてアメリカ生活も伊達に長いわけじゃない、一目でアメリカでもトップクラス級の家族だと判断出来た。

それに比べて今日のワカオ家。ちょっと見劣りしてるんじゃない。
今夜に限って妻までカジュアル路線である。
あっちゃ〜。
何処でも誰といても「外見より中身」をモットーとする強者の私でも内心、どうにも心地悪く、結構充実かつ美味しかった食事も100%は堪能出来なかったほどである。
何よりも「せっかくクルーズに来ているのに・・・」と、彼らをがっかりさせているんじゃないかと気になって仕方がなかったのだ。

そんな気まずいスタートではあったけれど、このワカオ家のテーブルメイトだった家族は(外見通り)とても魅力的で会話も楽しく、今思い返しても今回の旅の一番の思い出は毎晩のディナータイムだったとしみじみ。
ま、長くなりそうなので、この続きは、また次回。(気が向いた時に。)
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(プリンセスとの写真撮影もTシャツ姿で失礼あそばせ。(笑)
by wkboston | 2010-01-16 15:34 | 旅の記憶