2009年 03月 19日
「食生活を振り返るべし」という神の声か
ボストン近郊にお住まいの皆様、ぜひぜひお手に取ってご覧下さい。
数日前のこと。
近所のショッピングモールで、とある日本人女性に声を掛けられた。
「今日見たタカラマガジンに載っていらっしゃいましたね!若尾圭介さんですか。」
と。
何処でもどなたとでもすぐに親しく会話が始められるのが特技のひとつ。
いろいろ話しているうちに、その方は玄米菜食中心の食生活法マクロビオティック研究普及の権威でいらっしゃる久司道夫氏の奥様だということが分った。
《写真下》久司道夫先生の著書。
マクロビオティックについての知識は皆無であったものの、マサチューセッツ州バークシャー、つまりタングルウッドの近くに《クシインスティチュート》という学校があって、マクロビオティックを学びに世界中から生徒が集まってくるというのは聞いていた。
久司氏は1949年に渡米以来ボストンを拠点に世界中にマクロビオティックの情報を発信。これまでに数々の難病患者をその食事療法で助けてこられたり、ジョン・レノンやクリントン元大統領、マドンナ、トム・クルーズなどなどセレブリティの食生活の相談にものってきたそうだ。
10年前より、その研究資料がワシントンのスミソニアン博物館に永久保存されているということだからその信頼性は高いといえるだろう。
久司夫人は私の恰幅のいいお腹を一目見て、さらりとあるアドバイスをくださった。でも押しつけがましいものではなく、以来、ワカオ家ではちょっとしたマクロビブーム。
特に妻がはりきっているんだけど。笑)
その偶然の出会いから2日後。久司ご夫妻から「日本ーアメリカ交流コンサート」の成功を祈ってということで、ご支援の小切手が送られてきた。
突然のことで驚いたが、私が今頑張っていることに素早く理解を示して下さったことが心から嬉しい。ご自身の経験から、一から始める苦労をきっと察知して下さったのだろうと思っている。そして、ご夫妻が日々どんなふうに人生を歩まれていらっしゃるかが垣間見えるような気もしたのだ。
とにもかくにもこの偶然の出会いに、感謝。