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『若尾圭介 プレイズ ジョン・ウィリアムズ』

シンフォニーシーズンも無事終了、休む間もなく来週からはボストン・ポップスである。

ポップスオープニングを前に、ぜひ宣伝したいCDが、これ。
1999年に日本コロンビア(DENON)から出した『若尾圭介プレイズ ジョン・ウィリアムズ』
『若尾圭介 プレイズ ジョン・ウィリアムズ』_f0128982_13535388.jpg

ジョン・ウィリアムズは、1980年から1993年までボストン・ポップスの音楽監督であった。現在も、ワンシーズンに何度か振りに来る。
そして勿論、ジョン・ウィリアムズといえば、映画音楽の巨匠である。

彼の名曲を丸山和範さんにオーボエ、室内楽用にアレンジしていただき、多数収録した。
収録曲はジョン・ウィリアムズがオーボエに合う曲として選んでくれた『サブリナ』、『E.T』、『スター・ウォーズ』、『シンドラーのリスト』・・・等等。
最終曲『ステップ・マム』からの《The Days Between...》では、ジョン・ウィリアムズ自身が若尾圭介のために、とアレンジをし、ピアノまで弾いてくれたのだ。

もうかれこれ8年も前になるが、春先のロスアンジェルスでのレコーディング、ジャケットはハリウッドのゴージャスなジョン・ウィリアムズ邸の庭で撮影したこと等を懐かしく思い出す。
共演は他に、ボストンを拠点に日本でも活躍するボロメオ・クワルテット、BSOハープ奏者、アン・パイロット、と素晴らしい面々。

たくさんの想いを込めて作ったCDなので、ぜひ今一度聞いてみていただきたいな・・と思うのです。
by wkboston | 2007-05-06 14:05 | オーボエ・音楽・他