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ロジャー・タッピング ヴィオラリサイタル@リディーマー教会

次の日曜日は、私がプロデュースするリディーマー教会コンサートシリーズ、シーズン2回目の《ロジャー・タッピング ヴィオラリサイタル》。
1曲だけですが、私もゲスト出演します。

今シーズンは、際立つ集中力と、より深みある音をじっくりと聴いて頂きたいと、
グループによる室内楽よりも「リサイタル」に焦点をあててプロデュースした。
前回のトーマス・マーティン クラリネットリサイタルは私の目論見に期待以上に応える極上のコンサートとなり、好評だった。
聴きに来ていた妻は、「あまりに素晴らしくてコンサート中、涙が止まらなかった」と今でも言っている。

既にリハーサルをやっているので確信持って言いますが、今回のロジャーのヴィオラも聞逃せません!
何でも彼は今年50歳を迎えるそうで、その記念リサイタルなんだとか。
アメリカでは40歳や50歳など10年区切りのバースデーは盛大に祝う習慣があるんですよね。

やはり演奏家の真骨頂が発揮されるのは、本気で臨むリサイタル。
ボストン近郊にお住まいの皆様、ぜひぜひ聴きに来て下さい。
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《ロジャー・タッピング経歴》
(昨年の「日本ーアメリカ交流コンサート」出演者プロフィールより)
1995年より10年間、タカーチ弦楽四重奏団ヴィオラ奏者として世界各地でベートーベン、バルトークなどを演奏、高い評価を得る。ベートーベン及びバルトーク弦楽四重奏曲全曲を含むロンドン・デッカからリリースされたCDは、グラミー賞、3つのグラモフォン賞、日本レコードアカデミー室内楽曲部門賞などを受賞。ロンドンではアレグリ弦楽四重奏団ヴィオラ奏者としても活躍するなど、ソリストや室内楽奏者として全米、ヨーロッパ各地で幅広く演奏活動をしている。ニューイングランド音楽院、ロンジー音楽院、ボストン音楽院でヴィオラ及び室内楽の教鞭をとり、バンフ、イエローバーン、パールマン及びタングルウッド音楽祭においても後進の指導に当たっている。
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Roger Tapping and Judith Gordon
Viola Recital
Sunday, January 31, 4:00 pm
リディーマー教会(Dライン・チェスナットヒル駅徒歩5分)
Church of the Redeemer
379 Hammond St.,
Chestnut Hill, MA 02467
(617)566-7679/ office@redeemerchestnuthill.org

Roger Tapping, Viola
Judith Gordon, Piano
Keisuke Wakao, Oboe
Krista River, Mezzo-Soprano

Robert Schumann; Three fantasy pieces for viola and piano, Op. 73

Alban Berg, Transcribed by Roger Tapping; Four pieces for viola and piano, Op. 5

Charles Martin Loeffler ; Two rhapsodies for oboe, viola and piano

Johannes Brahms; Two songs for mezzo-soprano and piano with viola obbligato, op. 91

Paul Hindemith; Sonata for viola and piano, op 25/4
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ほぼ同じプログラムで、ニューイングランド音楽院ジョーダンホール(2月7日(日)午後8時開演)でもコンサートがあります。詳しくはここで。
by wkboston | 2010-01-28 13:14 | コンサート情報